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手根管症候群

こんにちは、西船整体院です。

突然ですが、『手根管症候群』(しゅこんかんしょうこうぐん)ってご存知ですか?

あまり聞き馴れない言葉ですよね。

手の平の付け根にある狭い神経の通り道を手根管と呼び、その部分が炎症などにより圧迫されることで、手のひらから親指、人差し指、中指、薬指の半分、の痺れが起こります。

この症状は女性に現れる事が多く、圧迫の原因としては、同じ動作の繰り返し・けが・関節の周りにある筋肉の痛みなどが挙げられます。

しかし、最も多いのは中高年の女性に高頻度に起こる、発症原因のはっきりしない痺れなのです。

同じ動作を繰り返したり、負担の起こる事なんてしてないのになんで痺れるんだろう?という事ですね。

では、手根管症候群であった場合の痺れる状況やタイミングを見てみましょう。

《痺れの起こるタイミング》

・朝方

・自転車、自動車の運転中

・編み物など手を使ったあと

それが進行してしまうと・・・?↓↓↓

・親指の付け根の筋肉が痩せてくる

・ボタンがかけづらくなる

・湯呑やジョッキが持ちにくくなる

といった重い症状になってくる可能性もあります。

手の痺れが出た時、多くは、骨の間隔が狭い・ヘルニアがあるなど、手の神経の根本である頚椎の異常を疑います。

では、頚椎の異常と手根管症候群、どう見分けられるのでしょうか?

ポイントは『小指と薬指の小指側半分の痺れ』があるか否か。

あれば頚椎などの原因、無ければ手根管症候群の可能性が大きいです。

手の痺れにも様々な原因がありますので、気になる方は一度いらっしゃってみてください。

風邪を引かないためには

こんにちは、西船橋駅より徒歩3分のところにある西船整体院です。

ご存じの方も多いかと思いますが、抗生物質は菌を抑制するものであって、ウィルスに抗生物質は効きません。

しかし、風邪の原因の90%~80%はウィルスによるもので、菌が原因の風邪はわずかだといわれています。

つまり、ほとんどの風邪には抗生物質は効かないのです。

市販されているいわゆる総合風邪薬は、風邪の根本であるウィルスを抑えるわけではなく、咳、くしゃみ、熱などの症状を和らげる成分が入っているのです。

風邪薬は風邪を治すための薬ではなく、風邪の症状を緩和させるための薬だという事です。

結局のところ、ウィルスを退治して風邪を治すのには、人の体に元々ある免疫力に頼るしかないのです。

また逆に言えば、常日頃から免疫力を高めておけば、風邪にはかかりにくくなるということです。

免疫力を上げるには、栄養バランスを考えた食事をとること、きちんと睡眠をとること、ストレスを溜めないことなどの、生活習慣を見直していくことが一番重要です。

風邪は、かかってから治すよりも、まずはかからないように心がけていきましょう。