月別アーカイブ: 2019年3月

アキレス腱伸ばしで気をつけること②

こんにちは、西船橋駅より徒歩3分の西船整体院です。

前回のブログでは、ふくらはぎの筋肉である腓腹筋とヒラメ筋は、腓腹筋が膝関節をまたいでいるのに対してヒラメ筋は膝関節をまたがないという違いがあり、その違いがアキレス腱伸ばしのやり方に関わってくる、というところまで書かせていたただきました。

結論から言うと、片足を前に出して膝を曲げて、後ろ足のアキレス腱を伸ばす際に、後ろ足の膝を伸ばしているか曲げているかでストレッチの対象となるメインの筋肉が変わってくるのです。

後ろ足の膝を真っすぐに伸ばした状態で行うアキレス腱伸ばしは、主に腓腹筋に対するストレッチといえます。

一方、ヒラメ筋を重点的にストレッチしたい場合は、後ろ足の膝を少し曲げて行うと腓腹筋が緩んで腓腹筋のロックが外れた状態になりますのでヒラメ筋がよりよく伸ばされるのです。

なので、アキレス腱伸ばしをするときは後ろ足の膝を伸ばしたバージョンと少し曲げたバージョンの両方を行ったほうがより効果が高いと思われます。

アキレス腱伸ばしで気をつけること①

こんにちは、西船橋駅より徒歩3分のところにある西船整体院です。

準備体操などでもよくやるアキレス腱伸ばし、前に出した方の足の膝を曲げて、後ろに伸ばした足のアキレス腱を伸ばすストレッチのお話です。

そもそもアキレス腱とは、ふくらはぎの筋肉である腓腹筋ヒラメ筋が足首近くで融合して構成された腱です。

なのでアキレス腱を伸ばすということは、言い換えれば腓腹筋とヒラメ筋を伸ばすということになります。

腓腹筋は二つの頭がある厚い大きな筋肉で、外から触れられるふくらはぎの筋肉はこの腓腹筋であると思ってもらって差し支えありません。

一方、ヒラメ筋は腓腹筋の下にある薄い筋肉で、ほとんど腓腹筋に隠れてしまっているので外からではなかなか触りにくい筋肉です。

そして、この二つの筋肉の一番大きな違いは、腓腹筋は大腿骨の下方から起始して膝関節をまたいで踵に停止しているというのに対して、ヒラメ筋は膝関節の下から起始して踵に停止しているということです。

この腓腹筋ヒラメ筋膝関節をまたいでいるかいないかの違いが、アキレス腱伸ばしのやり方に大きく関わってくるのです。

トレンデレンブルグ徴候

こんにちは、西船橋駅から徒歩3分のところにある西船整体院です。

みなさんの中で、歩くときに上半身が左右に揺れてしまう方、もしくはそのような歩き方をしている人を街で見かけたことがある方はいらっしゃいますでしょうか?

そのように上半身を左右に揺らしながら歩いている方はトレンデレンブルグ徴候かもしれません。

人は片足立ちをするときお尻の筋肉、特に中殿筋という筋肉を使って骨盤が傾かないように固定することで上半身が真っすぐになるようにしています。

もしも中殿筋が弱っていたり疲れていたりしていて充分に機能しないと、片足立ち時に骨盤が傾いてしまい、姿勢のバランスを崩して転びそうになってしまいます。そうなると人は片足立ちの軸足側に咄嗟に頭を傾けることで倒れないようにバランスをとろうとするのです。これをトレンデレンブルグ徴候といいます。

歩く動作は片足立ちを交互に行っていますので、トレンデレンブルグ徴候がある方が歩くと、バランスをとろうと頭を左右に動かして上半身を揺らしながら歩くのです。

中殿筋を含めたお尻の筋肉は姿勢の維持には重要な筋肉ですので日々のケアが欠かせません。

お尻の辺りにだるさや疲れがある場合にも、ぜひ西船整体院にお越しください。

ご来院お待ちしております。

肩こりしない座り方

こんにちは、西船橋駅より徒歩3分の西船整体院です。

みなさんパソコンを使うことで肩こり、頭痛や腰痛が辛くて大変です。

少しでも身体の負担を減らし、肩こりを減らすためには、良い座り方が大切です。

まずは出来るだけ自分の頭を、肩や背中の筋肉を使わないで保つことが大切です。

そのためには座っている時の骨盤の角度が大切になります。

軽くお腹を突き出すくらいの気持ちで骨盤が立つように座り

腰の骨が軽く前弯することが必要です。

そして、前かがみの姿勢にならないよう頭が骨盤の真上に来るよう気をつけます。

その状態でリラックスして座ると肩こりしない座り方の出来上がりです。

慣れないと難しい方もいると思います。

もっと楽に肩こりしない座り方をするには、膝立ちが良いですよ。

膝立ちは、立位よりも良い姿勢を保ちやすい姿勢です。

膝の下にクッションを置いて膝立ちして、パソコンをしてみてください。

机の高さにもよりますが、とってもすっきりとした姿勢でパソコンが出来ますよ。

肩こりしない座り方でした。

 

 

拮抗筋について

こんにちは、西船橋駅より徒歩3分の西船整体院です。

筋肉は縮むことで力を発揮します。

例えば肘を曲げる際には、上腕の前側にある上腕二頭筋が縮んで前腕を引き寄せることで肘を曲げる動作を実現しています。この時、上腕の後ろ側、つまり上腕二頭筋の反対側にある上腕三頭筋は伸ばされた状態になっています。

逆に、曲げた肘を伸ばす際には、今度は上腕後ろ側にある上腕三頭筋が縮むことで肘を伸ばします。この時は、反対側の上腕二頭筋は伸ばされた状態になります。

筋肉同士が引っ張り合いをしている感じですね。

このように引っ張り合いをしながら互いに反対の作用を同時に行う一対の筋肉を拮抗筋といいます。

多くの筋肉には拮抗筋が存在しております。なのでどこかの筋肉に痛みを感じた場合でも、実は痛みの原因はその筋肉ではなく、その筋肉と引っ張り合いをしている拮抗筋が過剰に緊張してしまっているという可能性もあるのです。

西船整体院では痛みの箇所だけでなく全体的にケアをしていきますので、ご安心してお越しください。ご来院お待ちしております。