アキレス腱伸ばしで気をつけること②

こんにちは、西船橋駅より徒歩3分の西船整体院です。

前回のブログでは、ふくらはぎの筋肉である腓腹筋とヒラメ筋は、腓腹筋が膝関節をまたいでいるのに対してヒラメ筋は膝関節をまたがないという違いがあり、その違いがアキレス腱伸ばしのやり方に関わってくる、というところまで書かせていたただきました。

結論から言うと、片足を前に出して膝を曲げて、後ろ足のアキレス腱を伸ばす際に、後ろ足の膝を伸ばしているか曲げているかでストレッチの対象となるメインの筋肉が変わってくるのです。

後ろ足の膝を真っすぐに伸ばした状態で行うアキレス腱伸ばしは、主に腓腹筋に対するストレッチといえます。

一方、ヒラメ筋を重点的にストレッチしたい場合は、後ろ足の膝を少し曲げて行うと腓腹筋が緩んで腓腹筋のロックが外れた状態になりますのでヒラメ筋がよりよく伸ばされるのです。

なので、アキレス腱伸ばしをするときは後ろ足の膝を伸ばしたバージョンと少し曲げたバージョンの両方を行ったほうがより効果が高いと思われます。