アキレス腱伸ばしで気をつけること①

こんにちは、西船橋駅より徒歩3分のところにある西船整体院です。

準備体操などでもよくやるアキレス腱伸ばし、前に出した方の足の膝を曲げて、後ろに伸ばした足のアキレス腱を伸ばすストレッチのお話です。

そもそもアキレス腱とは、ふくらはぎの筋肉である腓腹筋ヒラメ筋が足首近くで融合して構成された腱です。

なのでアキレス腱を伸ばすということは、言い換えれば腓腹筋とヒラメ筋を伸ばすということになります。

腓腹筋は二つの頭がある厚い大きな筋肉で、外から触れられるふくらはぎの筋肉はこの腓腹筋であると思ってもらって差し支えありません。

一方、ヒラメ筋は腓腹筋の下にある薄い筋肉で、ほとんど腓腹筋に隠れてしまっているので外からではなかなか触りにくい筋肉です。

そして、この二つの筋肉の一番大きな違いは、腓腹筋は大腿骨の下方から起始して膝関節をまたいで踵に停止しているというのに対して、ヒラメ筋は膝関節の下から起始して踵に停止しているということです。

この腓腹筋ヒラメ筋膝関節をまたいでいるかいないかの違いが、アキレス腱伸ばしのやり方に大きく関わってくるのです。